SSブログ

WWOOF先での会話 [WWOOF]

WWOOF先でのリビングでの会話


ファザー「ペラペラペラ」

ぼく「ところで、日本と比べてニュージーランドの物価は高いと思う」

ファザー「それは税率が高いからだよ。日本はどのくらいなんだい?」

ぼく「8%だけど、10%にまで引き上げられると思うよ」

デンマークの女の子「私たちは25%も払っているよ」

ドイツの男の子「ドイツも20%くらいだよ」

ファザー「それに比べると日本はまだまだ低いね。でもそのかわりヨーロッパは教育を無償で受けれるだろう」

デンマークの女の子2「それもそうだし、デンマークは医療費もかからないよ。それに大学へ行く人は毎月国からの支給があるし」

ぼく「まじで


※「ぼく」のリスニング力は圧倒的に低いため、実際はこのやり取りのあとに自分でググってやっと理解できました


そのおかげでデンマークという国に少し興味が湧いてきました。



Q,デンマークってどんな国?


九州と同じくらいの大きさのこの国は北欧に位置しています。離島にあるコペンハーゲンを首都とし、人口は560万人ほどです。


国民幸福度、平和な国ランキングなど、世界屈指の住み易い国とされています。


デンマークは消費税25%、国民負担率70%という日本と比較するとかなりの納税大国です。


そのため、大学までの教育費が無料、医療費・出産にかかる費用も無料。加えて、結婚・転職のための代行業務などをすべて無料で享受できるというスーパー福祉大国でもあります。


「ゆりかごから墓場まで面倒を見てくれる国」とも呼ばれているくらいです。



[新月]デンマークの教育

デンマークの教育制度は、国民学校と呼ばれる義務教育が10年間、普通学校または専門学校が3年間、大学が2~3年間となっています。


義務教育といっても日本のそれとは異なり、子どもが教育を受ける義務を負っているわけではなく、親が子どもを教育する義務があります。


なので親が子どもにどういう教育を受けさせるのか選ぶことができます。


公立の学校では小学校から大学まで無料で、大学生に至っては国から学資金が毎月支給されます。家で教育を受けさせる場合には市による学力テストを受ける必要があります。


国の風潮として日本のように学校の勉強で良い成績を取ることだけに重きを置いておらず、社会に出ていかに役立つ人間になるかに重点を置いています。


そのため義務教育が必要ないと思えばすぐに専門的な勉強を始めても問題がないそうです。


ちなみに6歳くらいまでは、子どもの自我を存分に伸ばすためにあらゆる勉強はさせず、心ゆくままに遊ばせるのが良いとされています。



[新月]デンマークの医療


医療費が無料なのは先ほど触れましたが、実はデンマークの国民一人ひとりには生まれてすぐにかかりつけ医がつきます。


税金で医療を賄っている国はどこもこのような具合らしいのですが、デンマークの場合このかかりつけ医を通さないと専門医療(眼科や耳鼻科なども含む)が受けられないという不都合さがあります。


デンマーク国民は医療保険に加入すると市からかかりつけ医候補が提示され、その中から任意で選ぶことができます。


病気になったらまずかかりつけ医がいるクリニックに電話予約をし、診察後検査の必要があると判断された場合のみ専門医への紹介状を書いてもらえる、という仕組みです。


人口約560万人に対しかかりつけ医の数は約4000足らず。


滅多に病院にかからない国民性があるとはいえ少し物足りない気がしますね。


何はともあれ、こうして違いを見ていくと面白い国だなぁと思います。現在一緒にWWOOFERとして滞在しているデンマークの女の子2人も伸び伸びしているというか、自由奔放というか、もう、謳歌してる感がビリビリ伝わってきます。


ちょうどほら、あれです




リア充
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。